
最近では、ポイント投資やおつり投資といった「ポイ活感覚」で始められる少額投資の手段が増えており、誰でも気軽に資産形成を始められる時代になりました。
一方で、「このペースじゃお金はなかなか増えない」「もっと早く増やす方法はないのか」と感じる方も少なくないのではないでしょうか。
少額投資=堅実な積立投資というイメージがある中で、あえてハイリターンを狙いたいというニーズも確かに存在しています。
本記事では、少額からでもハイリターンを狙いたい人向けに具体的な戦略や投資方法について以下の項目で詳しく解説します。
- 少額投資でハイリターンを得るためにとれる2つの戦略
- 少額投資でもハイリターンを狙える3つの手法を比較
- プロップファームは少額でハイリターンを狙う第3の選択肢
- 少額投資するならプロップファームTradingCult
- 少額投資でハイリターンを狙うなら守りたいリスク管理原則
- まとめ
【1分要約】少額でハイリターンを狙うならこの2択!
少額投資でも大きなリターンを狙いたい人に向けて、2つの戦略があります。
ひとつはレバレッジを使って短期間で増やす方法、もうひとつは積立投資で時間を味方にする方法です。
具体的な投資手法としては、FX・単元未満株・暗号資産がありますが、近年プロップファームという新たな選択肢も注目を集めています。
少額投資でハイリターンを得るためにとれる2つの戦略
少額投資とは、一般的に元手10万円以下から始める投資方法を指します。
少額からハイリターンを狙うための投資戦略には、レバレッジを使った短期投資と積立投資の2つがあります。
短期間で増やすならレバレッジで小さな資金を大きく動かす
小さな資金を大きく動かす「てこ」のような役割をするのがレバレッジです。
レバレッジの仕組みを式で表すと以下のようになります。
利益 = 元手 × レバレッジの倍率 × 値動き率
例えば、レバレッジ10倍なら元手5万円で50万円分の取引ができます。のちに価格が2%上昇すれば1万円、つまり元手の20%の利益を得られます。
このようにたった2%の値動きであっても、レバレッジを使って資金を効率化することで10倍の20%もの利益を得られるのです。
株式信用取引は約3.3倍、国内FXは最大25倍、国内の仮想通貨FXなら最大2倍と投資方法によって使えるレバレッジが異なるので、その点を留意してどれに投資するかを選ぶ必要があります。
長期投資を見越してコツコツ積み立てる
長期視点で少額から投資を始めたいのであれば、ある程度の期間をかけてコツコツと積み立てるという方法も見逃せません。
毎月1万円でも、利回り5%の複利運用を10年間続ければ、元本120万円に対し約155万円(34万円の利益)まで増えます。
このように元手が限られているからこそ、「時間」を味方につける戦略は非常に有効です。
また積立投資は感情に左右されにくく、リスク分散の効果もあります。NISAやiDeCoといった制度を活用すれば、税制面でも有利に運用可能です。
少額投資でもハイリターンを狙える3つの手法を比較
少額資金でもハイリターンを狙える代表的な投資手法を「必要資金」、「期待できるリターン」、「コストや手間」の3つの観点で比較しました。
手法 | 必要元手 | 期待リターン | コストや手間 |
単元未満株 | 数百円〜3,000円 | 長期でリターンを狙う | 手数料は高め/銘柄分析に時間がかかる |
FX | 約数千円〜 | 短期でハイリターンを狙える | 少ない |
暗号資産 | 数百円~ | 中期でハイリターンも狙える | 情報収集に手間がかかる場合がある |
単元未満株
単元未満株とは、通常の100株単位ではなく1株から購入できる株式のことであり、証券会社によっては「ミニ株」とも呼ばれます。
例えば、株価1,500円の銘柄なら15万円(1,500円×100株)の元手が必要となるものの、単元未満株を使えばたった1,500円(=1株)から投資を始めることができます。
ただしレバレッジを効かせる仕組みがないため、短期間での大きなリターンを狙うのは難しいです。
大きな利益を狙うためには、積立投資と長期保有による株価上昇や配当・株主優待を狙う必要があります。
FX(外国為替証拠金取引)
FX(外国為替証拠金取引)とは、ドルと円など異なる通貨を売買してその為替差益を狙う取引です。
例えば1ドル=150円のときにドルを買い、1ドル=151円になったときに売れば1円の利益が得られるという仕組みです。
特に少額資金から始めたい人にとって、国内であれば最大25倍のレバレッジを使えるFXは非常に魅力的です。
ただし、ハイリターンの裏には当然リスクもあります。レバレッジを上げすぎると、相場が逆に動いたときに一気に資金を失う可能性があるのでリスク管理手法は身につけておいた方がよいでしょう。
FXを少額から始める方法については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫FXの3万円チャレンジならプロップファームが最適な理由とは
暗号資産(仮想通貨)
ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(いわゆる仮想通貨)は、値動きが極めて大きいという特徴があります。
例えばビットコインは1日で数%〜数十%動くこともあり、わずかな資金であっても大きな利益を得るチャンスがあります。
またビットコインのチャートは右肩上がりであり、かつ暗号資産取引所によっては数百円単位から積み立てられるので、長期投資の積立先としても注目されています。
ただし急騰・急落が多くて値動きの予測が非常に難しかったり、ハッキングリスクや税制上の注意点があったりとリスク管理の徹底と情報収集が必須です。
ビットコインの少額投資がどうなるのかについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫【利益を比較】ビットコインを500円で買ったら本当に意味ある?
プロップファームは少額でハイリターンを狙う第3の選択肢
自己資金が少ない人でも、本格的な資金運用に挑戦できる手段として注目を集めているのが「プロップファーム(プロップトレーディングファーム)」です。
プロップファームとは、実力のあるトレーダーに資金を提供し、その利益の一部を分配するビジネスモデルであり、以下のような流れで取引を始められます。
- チャレンジ申込(価格は1万円〜)
- デモ環境で取引スキルを証明
- 合格すれば資金提供(数百万円~数千万円が一般的)
- 提供された資金で取引、利益の一定割合を獲得
- 成績が安定すればより大きな資金の増額
プロップファームでは、まず「評価(チャレンジ)」と呼ばれるテストを受けて取引スキルを証明します。
合格すれば、最大数百万円〜数千万円規模の資金を運用でき、そこで生まれた利益の一部を自分の報酬として受け取ることができます。
評価(チャレンジ)へは1万円程度から挑戦することができるので、プロップファームは少額から自己資金を大きく超えた取引でハイリターンを狙う選択肢としては最適なのです。
プロップファームについては、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
≫プロップファームとはどのような仕組みなのか?報酬を得るまでの流れも解説!
気になる評価(チャレンジ)の流れ
プロップファームを利用するには、まず「評価ステップ(チャレンジ)」をクリアする必要があります。
これは単なる試験ではなく、一定の取引ルールの中で利益を上げられるかどうかを測る実戦形式となります。
具体的には最大損失率や利益目標などが設定され、例えば「30日以内に利益10%を達成」「最大ドローダウン5%まで」などのルールが適用されます。
なお不合格でも再チャレンジが可能なファームが多く、手厚いサポートやDiscordコミュニティなどで改善ポイントのフィードバックを得られるケースもあります。
評価ステップを通じてプロとしての資質を確認されてから資金提供を受けられるという点が、他の少額投資とは大きく異なる特徴です。
少額投資するならプロップファームTradingCult
TradingCultとは、損失率などのトレードルールを守りつつ目標利益を達成することで、最大4億円の資金が運用可能な「認定トレーダー」の権利を得られるサービスです。
TradingCultでは、デモ環境で仮想資金を運用していき、損失率を抑えつつ一定以上の利益率を達成することで認定トレーダーになることができます。
そして認定トレーダーになると、取引利益額をもとに一定割合の報酬がトレーダーへ支払われます。
TradingCultでは以下のようなプランが用意されており、約1万5,000円の資金があれば180万円以上の資金を使って認定トレーダーへの挑戦を始めることが可能です。
初期口座残高 | 180万円 | 650万円 | 1,650万円 | 4,000万円 |
プラン価格 | 1万4,900円 | 4万4,900円 | 7万900円 | 14万7,900円 |
※2025年4月25日時点の2ステップ評価チャレンジプランの価格
TradingCultのサービスを無料で体験できる無料トライアルも実施していますので、ぜひTradingCultでスケールの大きな取引を体験してみてください。
少額投資でハイリターンを狙うなら守りたいリスク管理原則
少額だからといって無防備にトレードするのは危険です。
むしろ元手が少ないからこそ、資金管理を徹底しなければ一瞬で資金を失いかねません。以下は、初心者でもすぐに実践できる5つのリスク管理原則です。
- 1取引あたりの損失は資金の2%までに抑える(2%ルール)
- レバレッジは「利益」ではなく「損失」も大きくすることを理解する
- トレードする時間帯・通貨ペア・銘柄を固定する
- 想定外のために必ず損切り設定(ストップロス)を入れる
- 勝ち続けるより「負けを小さくする」意識を持つ
初心者がまず意識すべきポイントは、1回の取引で失ってもよい金額をあらかじめ決めておくことです。
たとえば元手が10万円であれば、1回の損失を2,000円以内に抑えるようにすると、何度か失敗しても資金がすべて消えることはありません。
また、冷静に一貫した判断をするためにも事前にルールを決めておくことも意識しましょう。
まとめ
この記事では、少額投資でハイリターンを目指すための基本戦略と、具体的にどのような方法があるのかについて詳しく解説してきました。
短期で増やすためにはレバレッジを活用した取引が有効であり、長期でじっくり資産を育てたい人には積立投資という選択肢もあります。
FX・単元未満株・暗号資産など、投資対象ごとの特徴やメリット・デメリットを比較することで、自分に合った投資方法を見極めるようにしましょう。
さらに、少額から本格的な資金運用を始めたい方には、プロップファームという新しい選択肢も登場しています。
まずは無料トライアルで自分に合った少額投資スタイルを見つけて、少額投資の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。