
「大学生がFXに挑戦するのはやめとけ」と言われるのを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
このように言われる背景には、「FX=ギャンブル」というイメージが強かったり、チャートに張りつく生活で学業に支障をきたしたりすることが挙げられます。
この記事では、大学生がFXを始める際に直面するリスクとその理由を整理したうえで、むしろ今だからこそ挑戦する価値がある理由などを以下の項目で詳しく解説します。
- なぜ大学生はFXをやめとけと言われるのか
- 大学生こそFXに向いている4つの理由
- 大学生の場合「FXをどこで始めるか」を考えるのが重要
- プロップファーム選びに迷ったらTradingCult
- 大学生がFXやプロップファームに挑戦するなら知るべきこと
- まとめ
【1分要約】大学生はFXをやめとけという発言を鵜呑みにしない
大学生がFXに挑戦すると「やめとけ」と言われがちですが、少額から始められる、取引に費やす時間を確保しやすい、リスクの許容度が高いといった面で、実は学びに適した時期なのです。
ただし、FXをどこで始めるかを考えることは重要です。一般的にはFX業者の口座を開設して始めますが、近年は「プロップファーム」という選択肢も注目されています。
FX業者とプロップファームの大きな違いは、運用できる資金規模、学習コンテンツの充実度の2つです。
特に少額から初めて、長く相場で生き残るスキルを身につけたいというトレーダーにとってはプロップファームが向いています。
なぜ大学生はFXをやめとけと言われるのか
なぜ大学生はFXをやめとけと言われるのか、その理由として以下が挙げられます。
- 「FX=ギャンブル」であるというイメージがある人もいるから
- 深夜のトレードにのめり込みやすく、学業に悪影響を及ぼすから
- 損失が続くと生活やメンタルに支障をきたす恐れがあるから
- 「誰でも簡単に稼げる」という勧誘が多く、詐欺被害のリスクがあるから
「FXはギャンブルだ」という根強いイメージがあることから、「そんなもので生活できるはずがない」「どうせすぐにお金を失うだけ」と周囲から反対されることもあります。
しかしこれは、FXについて正しい知識を持たないまま損失を出す人が多い現状も関係しています。
さらに、FXを行う為替市場は平日24時間市場が開いています。
したがって値動きのある夜間に取引をしようと睡眠を削ったり、授業中もポジションが気になって集中できなかったりと、学業や生活習慣に悪影響を与えるリスクがあることもやめとけと言われる理由の一つです。
大学生こそFXに向いている4つの理由
大学生はFXをやめとけと言われるものの、むしろ大学生こそFXに向いている理由として、以下が挙げられます。
- 少額からでも挑戦できるから
- 時間に融通が利きやすく、勉強と検証に集中できるから
- 若いうちの失敗はリカバリーが効くから
- 社会人と比べてリスクが取りやすいから
その1:少額からでも挑戦できるから
FXではレバレッジを使って自己資金の数倍〜数十倍の取引ができるので、数千円〜数万円といった限られた資金からでも始めることができます。
一方で投資と聞くと「株式投資」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、始めるために100万円程度の資金が必要となる株式銘柄も少なくありません。
もちろんレバレッジを使いすぎるとリスクも増えるため調整する必要はありますが、「資金不足」という弱点を仕組みで補えるのがFXの大きな特徴です。
その2: 時間に融通が利きやすく、勉強と検証に集中できるから
大学生は社会人と比べて自由に使える時間を作りやすく、FXの勉強や検証に集中しやすい環境にあります。
FXで安定して利益を出すには、「勉強→トレード→記録→振り返り」のサイクルを何度も回す必要があります。
特にエントリーの根拠や相場の流れを記録して分析するには、時間と集中力が必要ですが、大学生にはそれが許される余裕があります。
またアルバイトや課題との調整さえすれば、日中にチャートを観察したり、デモトレードを試したりといった実践的な学習に充てられる時間が確保しやすいので本腰を据えて学べます。
その3:若いうちの失敗はリカバリーが効くから
FXはリスクがある投資である以上、失敗して損失を出すことも当然あります。
ただし大学生のうちであれば、自分の余剰資金の範囲内で行っている限り、仮に数万円〜数十万円の損失を出しても将来の収入で十分に取り返せる範囲です。
リスクとの向き合い方や自分の感情の扱い方、お金に対する責任感などを実際にお金を動かすことで身につけられるのは、学生時代ならではの学びと言えるでしょう。
その4:社会人と比べてリスクが取りやすいから
社会人になると、生活費や家族、住宅ローンなど「守るべきもの」が増えます。
一方、大学生はそうした制約が少なく、今ある全財産が10万円だとしても、それを自分の判断で全力投入できる自由があります。
もちろん全財産をFXに回すこと自体は慎重に考える必要がありますが、比率として大きなリスクを取れるのは若さの特権です。
また、大学生はまだ金銭感覚が発展途上である分、1日で利益100万円を狙うような大きな取引に臆せず挑戦しやすい柔軟さや勢いがある点も強みです。
大学生の場合「FXをどこで始めるか」を考えるのが重要
一般的にはFX業者の口座を開設して取引を始めるケースが多いですが、近年は資金不足を解消できる点やトレードスキルを高めやすいという理由から「プロップファーム」という選択肢も注目されています。
プロップファームとは、自社の資金を「プロップトレーダー」と呼ばれるトレーダーに提供し、その運用を任せる仕組みの金融会社です。
FX業者とプロップファーム、それぞれでFXを始める場合の違いについて以下の表にまとめました。
項目 | FX業者 | プロップファーム |
始めるまでに必要な資金 | 数千円~ | 1万円台~ |
運用資金の規模 | 入金額×レバレッジと同額 | 最大数億円 |
獲得利益 | 利益の全額 | 利益の約50%~90% |
リスク | 損失はすべて自己負担 | プラン価格のみ |
取引の自由度 | 高い | 低い |
学習環境 | 基本的に自力 | 学習コンテンツ、評価制度 |
FX業者とプロップファームの大きな違いは運用資金の規模
FX業者とプロップファームの大きな違いは、運用できる資金の規模です。
FX業者では「入金額×レバレッジ」と同額の資金を運用できるのに対して、プロップファームでは数万円のプランを購入するだけで数千万円、最大数億円の資金を運用できます。
例えば、今注目されているプロップファームTradingCult(トレーディングカルト)では、以下のようなプランが提供されています。
初期口座残高 | 180万円 | 650万円 | 1,650万円 | 4,000万円 |
プラン価格 | 1万4,900円 | 4万4,900円 | 7万900円 | 14万7,900円 |
※2025年5月5日時点
つまり7万900円のプランを購入すると、初期口座残高1,650万円の資金を使ってFXを始められるのです。
一方でFX業者に7万を入金した場合、運用できるのは175万円(レバレッジ25倍を想定)と、プロップファームに及びません。
取引利益を出金できるようになるためにはテストのようなものをクリアしたり、取引利益の一部しか出勤できなかったりする制約はありますが、資金不足に不安があるならプロップファームが向いている可能性が高いのです。
長く使えるトレードスキルを高めやすいこともプロップファームの強み
プロップファームでは「資金管理ルール」が明確に定められているため、一時的なラッキーでの勝ち方ではなく、安定して利益を積み上げる技術が自然と求められます。
例えばTradingCultが提供するプランの一つでは、1日の損失率を5%未満、全取引合計の損失率を10%未満に抑えつつ、利益率8%の目標達成を目指していきます。
このような環境の中でトレードを続けることで、感情任せではなく、数字と根拠に基づいたトレードスタイルが身につきやすくなります。
たとえ将来的にプロップファームを離れてFX業者で自分の資金を運用するにしても、ここで培ったトレードスキルやリスク管理能力は一生モノの資産になります。
つまり、プロップファームは「今稼ぐための場所」であると同時に、「将来にも役立つスキルを養うための最適な修行場」とも言えるのです。
プロップファームについては、以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
≫プロップファームとはどのような仕組みなのか?報酬を得るまでの流れも解説!
プロップファーム選びに迷ったらTradingCult
日本で注目されているプロップファームはいくつかありますが、その中でも最近注目されているのがTradingCult(トレーディングカルト)です。
TradingCultとは、損失率などのトレードルールを守りつつ目標利益を達成することで、最大4億円の資金が運用可能な「認定トレーダー」の権利を得られるサービスです。
TradingCultでは、デモ環境で仮想資金を運用していき、損失率を抑えつつ一定以上の利益率を達成することで認定トレーダーになることができます。
そして認定トレーダーになると、取引利益額をもとに一定割合の報酬がトレーダーへ支払われます。
TradingCultでは以下のようなプランが用意されており、10万円の資金があれば1,000万円以上の資金を使って認定トレーダーへの挑戦を始めることが可能です。
初期口座残高 | 180万円 | 650万円 | 1,650万円 | 4,000万円 |
プラン価格 | 1万4,900円 | 4万4,900円 | 7万900円 | 14万7,900円 |
※2025年4月25日時点の2ステップ評価チャレンジプランの価格
TradingCultのサービスを無料で体験できる無料トライアルも実施していますので、ぜひTradingCultでスケールの大きな取引を体験してみてください。
日本で挑戦できるプロップファームについては、以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
≫日本で挑戦できるプロップファーム5選|選ぶコツやおすすめも紹介!
大学生がFXやプロップファームに挑戦するなら知るべきこと
大学生がFXやプロップファームに挑戦するなら知るべきこととして、以下の3つを紹介します。
- 学業とバランスを保てる取引スタイルを選ぶ
- 投下資金はどれだけリスクを許容できるのかをもとにする
- 専業を目指すなら目標を立てる
その1:学業とバランスを保てる取引スタイルを選ぶ
学業や生活に悪影響を与えず、無理なく続けられる形でFXに取り組むためにも自分に合ったトレードスタイル選びが大切です。
例えば数秒〜数分単位の取引を繰り返す「スキャルピング」は、うまく使えば隙間時間で手軽にトレードできるメリットもあります。
しかしその反面、相場の急変に即対応する集中力と瞬時の判断が求められ、結果的に相場に張り付きがちになるリスクもあります。
慣れないうちはメンタルや時間を大きく消耗してしまうこともあるため、慎重な管理が必要です。
一方、デイトレードやスイングトレードは、1日単位・数日単位でポジションを持つスタイルのため、事前に時間を決めて分析・エントリーしやすく、学業やアルバイトとの両立に向いていると言えるでしょう。
どの手法を選ぶにしても、重要なのは「継続できるかどうか」。無理のないスタイルを選ぶことで、長く安定したトレードの土台を築くことができます。
その2:投下資金はどれだけリスクを許容できるのかをもとにする
FXでは「いくら資金として使うか」ではなく、「いくらなら失っても生活に影響しないか」というリスク許容度から資金を逆算する考え方が基本です。
例えば1回のトレードでリスクを取るのは資金の1〜2%までという、通称「2%ルール」が多くのプロトレーダーが実践しているルールとして知られています。
仮に10万円の運用資金があるなら、1回の損失許容額は1,000〜2,000円程度にとどめるのが理想ということになります。
この計算をベースにすると、約5〜10万円の資金でFX業者を使って少額トレードを始めても、得られる利益は月数千円〜数万円程度にとどまることが多いのが現実です。
したがって、限られた資金で「検証と実戦」を効率よく進めたい学生にとっては、プロップファームが合理的な選択肢となるでしょう。
その3:専業を目指すなら目標を立てる
「将来は専業トレーダーとして生計を立てたい」という目標を夢のままで終わらせないためには、現実的な目標設定が不可欠です。
たとえば大学1年〜4年までの間に、以下のような目標を掲げることで、自分の成長度合いを客観的に把握できます。
- 月利〇%を安定的に出せるようにする
- 勝率・リスクリワード比を記録・改善する
- 月間〇pipsの獲得を継続する
- 生活費をトレードでまかなうシミュレーションを立てる
また、目標は「収益」だけでなく、「トレード記録の習慣化」や「トレードルールの完成度向上」など、再現性のあるスキルを高めることにも重きを置くと良いでしょう。
まとめ
この記事では、「大学生はFXをやめとけ」と言われる理由と、その実態について詳しく解説しました。
たしかにFXにはリスクがあり、未熟なまま勧誘に乗ったり、学業に支障をきたすほど取引に没頭したりしてしまうと大きな損失につながる可能性もあります。
しかし、少額で始められる仕組みや時間をかけて学べる環境、若いうちの失敗が後に活きるという特性を活かせば、むしろ大学生こそFXに向いているとも言えます。
特に「資金が少ないからできない」「長く使えるトレードスキルを身につけたい」と悩む学生にとって、数千万円規模の運用を目指せるプロップファームは大きな味方になります。
TradingCultでは無料トライアルも実施しているので、FXを「危ないもの」と決めつける前に「正しく学び、挑戦する価値」をぜひ感じてみてください。